もっとおしゃれに美味しく!一眼レフでインスタ映えするかき氷を撮るための7つの工夫

夏のカメラ女子的被写体といえばたくさんありますが、
その中でも「おいしさ」と「インスタ映え」を兼ね備えたものといえば「かき氷」ですよね。
最近はいろんなカフェがかき氷を出していて、行列ができるお店もたくさん。
私も食べ物として、被写体として、かき氷は大好き。
この夏もたくさん撮れるように、いろんなお店を巡っています。


でも、一眼レフのかき氷撮影って意外と難しくないですか?
せっかく何時間も並んで頼んだのに、うまく撮れないと残念ですよね。


私は正直物撮り苦手です。
しかし、ありがたいことにインスタの人気投稿に毎回ピックアップしていただいております。

好きだからこそ努力できる!
ということで、私が普段かき氷を撮る際に気を付けていることをまとめたいと思います。

もっとインスタ映えするかき氷写真を撮るための一工夫!

まずは基本の設定から

私がいつもかき氷を撮る時の基本設定です。


モード・・・A(絞り優先)
露出・・・明るめ(だいたい1~1.3。FUJIFILMはダイナミックレンジ400%で2~3)
F値・・・できるだけ低く。私はいつも1.8~2。ただしピントがうまく合わないと変にボケるのでお好みで。
カラー(彩度)・・・高め。私はいつも3~4ですが、カメラによって適正値が違うので調整を。
ホワイトバランス・・・基本的にオート。黄色すぎる場合は電球に変更。
レンズ・・・持っているなら単焦点で。

とりあえず明るく+鮮やかに+背景ぼかそう!ということ。ただし白飛び注意。
室内で暗い場合はISOを上げたりします。

基本は真横からor斜め上から撮影

ほとんどの人が実践していると思いますが、これがやっぱり一番きれいに見えます。


まずは一旦真横から撮影。少し高さのあるかき氷であればこの撮り方がしっくりくるのですが、あまり高さのないかき氷であればなんかしっくりこない場合も。


そんなときは斜め上から撮影したり、アップ目で撮ってみたり。


とにかく短時間で撮れるだけ撮ってみてください。

かき氷撮影は時間勝負!30秒ですべて撮りきる気持ちで

と言いつつ私もできていないのですが笑。
基本的に食べ物は出てきた瞬間が一番おいしいのは写真も一緒。
良い写真を撮りたい気持ちもよくわかりますが、作ってくださった方のためにも、すぐに食べることが礼儀です。


特にかき氷はすぐに溶ける。溶けてしまったかき氷は被写体としても美しさが半減してしまいます。
ということで、短時間で撮りきる必要があります。
出てくる前にある程度カメラの設定をしておくこと、構図を考えておきましょう。

RAWも一緒に撮っておく

かき氷撮影は短時間勝負ということで、いちいちホワイトバランスや露出を変えて撮る時間がもったいないです。
しかし、急いで撮ると後から「もう少し明るく撮ればよかった」「ホワイトバランス間違えた」と後悔することも多いです。
それを防ぐためにも、RAWデータを一緒に撮っておきましょう。
RAWデータがあれば現像で明るさや彩度・ホワイトバランスがあとから調整できます。
RAW編集ソフトが無くても、最近のカメラはカメラ内である程度RAW現像(明るさ等を変えること)ができるものが多いです。
私も普段はJPEGでしか撮りませんが、このような短時間勝負の撮影はRAWも一緒に撮るようにしています。

席を選べるなら背景を意識して。できるだけ窓際へ

かき氷は横から撮ることが多いので、背景はかなり重要です。
人気のかき氷店は行列なのでなかなか席を選ぶことが難しいですが、もし席を選べるなら背景が映える場所を選んでください。
カウンターによくある無機質な壁よりも、テーブル席で奥行きを出した方が素敵。


お店によっては背景に植物の緑などを入れることができる場合があるので、その場合はぜひその席を選んでください。


また、もう一つ大切なのは光の入り方
食べ物を撮るには半逆光という横から入る光を入れるときれいにふんわり撮ることができます。


太陽の位置関係などでなかなか難しいのですが、できるなら窓際
窓の傍で撮影することで、きれいな光が入ってくれる可能性が高いです。

撮影時間はできるだけ夕方まで。日が落ちたら諦める

お店が地下なら関係ないのですが、地上のお店の場合はできるだけ明るいうちに行くことをおすすめします。
暗くなってしまうと光の入り方が人工的になったり、ISOを上げたり、ホワイトバランスを変にいじらなくてはいけなくなるなどが原因で、かき氷のふんわり可愛い雰囲気が半減してしまうことが多いです。


かき氷店自体が夜やっていないところも多いのですが、写真撮影に行くならまだ明るいうちに行って自然の美しい光で撮るようにしてください。

選ぶかき氷は少し濃いめのものを

メニューは食べたいものを食べればいいと思いますが、写真という観点で言うと薄い色のかき氷は撮るの難しいです。


ピントが合っているのかイマイチわからなかったり、私自身が明るめの写真が好きなので、どうしても色が飛んでしまいます。


写真に撮ることを考えるなら、色が濃いめのものかピントを合わせやすいもの(キウイのかき氷のつぶつぶのような)を選ぶことをおすすめします。

フォトジェニックなかき氷店を選ぶ

かき氷の撮り方が良くてももとの被写体が良くないと良い写真は撮れません。
普段からネットやインスタを見て自分好みのフォトジェニックなかき氷を探してみてください。
ちなみに私は、
・色が2色以上かつ品があるもの
・遊び心があるもの
・背景・お店がおしゃれ

という基準で選んでいます。


調べるのは基本的にインスタで、#かきごおりすと#○○(大阪など場所)カフェ などで検索します。
夏は特に大量の写真が出てくるのでなかなかうまく調べられないこともあります。
普段からインスタを見て、いいなと思う場所は記録しておくことをお奨めします。


「かきごおりすと」の本やホームページ、Hanakoなどの女性向けお出かけ情報誌にもおしゃれなかき氷情報が載っていることも多いです!

この夏お気に入りのかき氷写真を撮ろう!

長々と書いてしまいましたが、かき氷は食べ物であって、美味しく食べるのが一番の目的。
写真は「撮れればいいな」というスタンスで、ちゃんと味わうことを大切にしてください!

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今日のカメラ

fujifilm X-T20

fujifilm XF23mmF2
35mm換算で約35mmと広めで撮れるので、使いやすい画角です。

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