アクセス難解!長崎のフルーツバス停に電車で行く方法

 

九州旅行が決まってSNSで旅先を検索していた時、1枚の写真が目に止まりました。

青空と海をバックに佇むメロン・・!?

よくよく調べてみると、ここはフルーツバス停と呼ばれる場所で、メロン以外にもイチゴやミカンなどのバス停が立ち並んでいるとのこと。

yuri
これは行かなければ!

 

という思いで行ってみたものの、検索してもあまり情報が出てこなくてびっくり。

私は車が使えないので公共交通機関で行くしかなかったのですが、車での旅行が当たり前の九州だからか、公共交通機関で観光するルートが全然書かれていません。泣

今回はそんな中フルーツバス停公共交通機関で行ってきたので、レポートを書いていきたいと思います。

観光方法にコツがある!?フルーツバス停に電車・バスで行ってきた

フルーツバス停に電車でアクセスする方法

フルーツバス停は、JR長崎本線の長里駅から小長井駅周辺に14基設置されています。
(細かく話すとこの周辺以外にも2つ設置されているのですが、かなり距離が離れているので、今回は割愛します。)

種類はいちご・メロン・スイカ・ミカン・トマトの5つ。

トマトはフルーツなのか・・という疑問はタブーだそうです。笑

公共交通機関で行くのであれば、長里駅小長井駅のどちらかで降りたらいいのですが、この駅を通る電車がびっくりするほど少ない。

2018年12月現在で上り電車が8時24分の次が13時44分。

朝の電車を逃した場合は、お昼すぎまでたどり着くことができないというやる気のなさ。笑

時刻表を見ると、その少なさがよりわかります。

仕方のないことですが、遠くから来る人にとってこれはかなりの打撃です。笑

昼以降も電車の本数は少ないので、長里駅か小長井駅かどちらで降りるかはかなり重要。

どちらで降りてもフルーツバス停に辿りつくことはできるのですが、私のおすすめは小長井駅で降りること。

なぜかというと、フルーツバス停の中でも有名なフォトスポット「井崎駅」「阿弥陀崎駅」に行くことができるからです。

フルーツバス停に行くなら行くべき井崎駅と阿弥陀崎駅とは

フルーツバス停の代表となる井崎駅

先ほど話した通り、フルーツバス停は5種類が14箇所に設置されており、長里駅から行っても小長井駅から行ってもフルーツバス停を楽しむことができます。

しかし、設置されているロケーションは違うので、同じフルーツをモチーフにしていても、見ることのできる景色は違います。

フルーツバス停の中で最も有名な駅が先ほど説明した井崎駅

有明海と空の美しい青をバックに佇むメロンのバス停は、まるでおとぎの国のよう。

「フルーツバス停」で検索して出てくる画像はほとんどこの井崎駅で撮影されたものです。

井崎駅のメロンのバス停の前はイチゴのバス停

正面からもかわいいのですが、私のおすすめは裏からの写真。

フルーツバス停の中では珍しく、後ろに空き地があるため、こんなにかわいいバックショットを撮ることができます。

ちなみにメロンのバス停の近くから、海に行くことができます。

海辺のショットも撮ることができるので、ここでかなり時間を使ってしまいました。

ガツンとみかんのロケ地 阿弥陀崎駅

井崎駅から少し進んで、フルーツバス停ロードを最も東に行った場所にある阿弥陀崎駅

ここはアイス「ガツンとみかん」のCMのロケ地として有名です。

こちらも広い有明海とミカンのかわいいバス停のコラボレーションを楽しむことができます。

他にもミカンのバス停はあるのですが、ここまで場所が開けていないので、足をのばしてでも来る価値のある場所。

ミカンのバス停の前にはスイカのバス停が設置されています。

ちなみに、阿弥陀崎駅から徒歩5分ほどでメロンのバス停釜駅まで行くことができます。

具体的な観光方法

フルーツバス停を観光する方法はバスタクシー徒歩

フルーツバス停を全てまわろうと思うと、かなりの距離になるので、徒歩での観光は難しいです。
(もちろんガッツがある方は可能です。割と歩いている方も多いんだそう。)

は時間に縛られない点で便利なのですが、フルーツバス停のまわりにあまり駐車できるスペースがありません。

たまにバス停の前に停めて撮影している方がいたのですが、邪魔になりますし、写真に車も写ってしまいます。
駐車スペースをあらかじめ調べて計画を立てる必要がありますね。

タクシーの場合は少し離れた場所で止まって待っていてもらえるので、効率を重視するならばおすすめです。

ただし、お金がかかりますし、写真を撮るにも急かされる気持ちになってしまうので、私の場合は向いていません。笑

ということで、私は今回フルーツバス停をバスで巡りました。

バスでフルーツバス停を巡ったルート

バスでフルーツバス停を巡る点で最大のデメリットは行ける場所が限られること。

バスと徒歩を組み合わせれば全てのバス停を巡ることは不可能ではないのですが、1日がかりになってしまいます。

私は昼から夕方までしか時間がなかったので、目的地を絞ることに。

それが先ほど紹介した井崎バス停阿弥陀崎バス停です。

具体的に私が辿ったルートは、
①小長井駅に電車で到着。バスにて井崎駅へ(2分)


②井崎駅で撮影後、バスで阿弥陀駅へ(7分)


③阿弥陀駅から釜駅まで歩いて、釜駅から小長井駅へ

というルートでした。

このルートであれば、井崎駅でメロン・イチゴ、阿弥陀駅でミカン・スイカ、釜駅で再度メロンの合計5つのバス停を見ることができました。

(小長井駅近くに数か所他のバス停もあるので、頑張ればそちらも行くことができます。)

また、私の場合は長里駅周辺のバス停は行かなかったのですが、③で長里駅までバスで行って、長里駅周辺のバス停を観光する方法もあったと思います。

 

ただし、フルーツバス停には絵になるバス停とそんなに絵にならないバス停(すみません)があるので、無理に全部まわる必要はないと思います。

そういう意味でも、ロケーションが特に良い井崎駅と阿弥陀崎駅を抑えた上記のプランはおすすめです。

バスは時間に合わせなければいけないデメリットがありますが、運転や駐車スペースのことを考えなくてもいいですし、お金もそんなにかかりません。

1時間から1時間半に1本ほどのペースで来てくれるので、じっくり撮影したり、次のバス停まで歩くことで効率良く観光できることも。

せっかくバス停をめぐるので、バスを使って観光することが個人的におすすめです。

フルーツバス停を公共交通機関で旅するコツ

①電車の時間をしっかり調べる(線は本数がかなり限られているので注意)
②旅の絶対外せないポイントを作る(私の場合は井崎駅・阿弥陀崎駅)
③バスと徒歩を組み合わせて、時間を有効活用する

バス停とバス停の間はかなり離れていることもあれば、徒歩5分ほどで到着する場合もあります。
長距離移動はバスに任せて、短距離は徒歩で移動するなど工夫することもおすすめです。

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