ハートの猪目窓、カラフルな風鈴、かわいいがたくさん詰まっているお寺、正寿院。
その素敵な写真を見て、多くの女性が「行ってみたい」と目を輝かせているのではないでしょうか。
私もそんな正寿院の魅力に取りつかれた1人。もう何年も正寿院の風鈴まつりに通っています。
2020年度の風鈴まつりについて、動画にまとめているのでぜひご確認ください。
魅力あふれる正寿院なのですが、アクセスが非常に悪いのが難点です。
車があれば問題ないのですが、車なしで何も考えずに行くと大変なことに…。
この記事では、そんな正寿院へ公共交通機関のみで行ってきた様子を紹介します。
「車以外で正寿院へ行きたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
※2020年現在、コミュニティバスは7月20日まで地区在住者以外乗車することができません。
休日限定で宇治駅から正寿院までのバスが出ているので、車で行くことができない方は、そちらをご利用ください。
詳細については下記に記載させていただきます。
※2020年度の正寿院風鈴まつりは、事前予約制となります。
目次
【2020年追記】正寿院への公共交通機関でのアクセス方法
2020年7月現在、正寿院へのアクセス方法はコミュニティバスや宇治茶バス【186番】に乗ることができるかどうかで大きく変わります。
平日or休日、新型コロナウイルス感染防止の観点から運行スケジュールが都度変わるため、行く前に必ず公式ホームページを確認してから行くようにしてください。
正寿院へのアクセス方法① 宇治茶バス
京阪・JRの宇治駅から、正寿院まで連れて行ってくれる「宇治茶バス」というバスがあります。
正寿院に公共交通機関のみで行くには、この方法が最も手っ取り早くおすすめなのですが、正寿院に行く宇治茶バスは曜日限定での運行となります。
宇治茶バスすべてが正寿院に行くわけではなく、186番のバスのみが正寿院に行きます。
公式ホームページを確認すると、186番のバスは休日ダイヤのみの運行。
行く前に必ずダイヤを確認することをおすすめします。
正寿院へのアクセス方法② バス+タクシーを使う
平日など186番の宇治茶バスが運行していない時は、宇治駅から京阪バスで「緯中前」という駅まで向かいます。
「緯中前」までであれば、平日でも割とバスが走っているので、バスで行くことが可能。
京阪宇治駅・JR宇治駅・近鉄新田辺駅からバスで約30分で「緯中前」に到着。そこからタクシーで正寿院を目指します。
「緯中前」から正寿院まで、タクシーで10分ほど。料金は片道約2,200円とのことです。
緯中前まで行くと、時間帯によっては同じく正寿院にタクシーで行こうとしている人がいることが多いので、相乗りして行くと節約になりますよ。
ちなみに、京阪宇治駅からタクシーで正寿院まで行くと、片道約5,600円かかるそうです。
正寿院へのアクセス方法③ バス+コミュニティバスを使う【現在コロナウイルス対策のため、在住者以外乗車不可】
緯中前から正寿院周辺に住まれている方向けに、コミュニティバスが運行されています。
このコミュニティバスを使うと、緯中前から正寿院まで無料で行くことができます。
とても便利なシステムなのですが、このコミュニティバスは近隣住民のために運行しているバスであるため、普段から在住者優先で乗車することになります。
定員13名と人数も少ないので、「乗れたらラッキー」ぐらいに思っておいた方がいいですね。
さらに、2020年7月現在、新型コロナウイルスの影響で、2020年7月20日まで在住者以外の乗車が不可となっております。
期間が延びる可能性もあるので、事前に正寿院のホームページを確認ください。
この後から書いているブログ記事は、バス+コミュニティバスを使った正寿院へのアクセス方法です。
少し前のものになりますが、あまり変わっていないので、参考になると思います。
公共交通機関のみで正寿院まで行ってきた
まずは宇治駅まで電車で
正寿院行きのコミュニティバスが出ている「緯中前」という駅にバスで向かうため、まずはそのバスが出ている宇治駅に向かいます。
京阪でもJRでも可能なのですが、私は京阪で向かいました。
ちなみに新田辺駅からもバスが出ているので、そちらでも行くことができます。
(その場合は時刻表が宇治から行く場合と大幅に変わります。)
宇治駅から出るとバス乗り場はすぐです。
私は9:24分発のバスに乗りました。
ちなみに京阪宇治駅のバス停側の出口はコンビニ等食べ物を買う場所はありません。
そしてここから先食べ物を買う場所は殆どないです。
バスの時間もギリギリのため宇治駅でコンビニを探すことができず、朝から何も食べてこなかった私は結局正寿院の撮影を終えて緯中前に戻ってくるまで何も食べられませんでした。
食べ物が欲しい場合は宇治に来るまでに買っておくことをおすすめします。
バス2台を乗り継ぎ奥山田へ
宇治駅から緯中前行きのバスに揺られて30分。緯中前に到着しました。
ここから正寿院最寄りのバス停「奥山田」へ行くコミュニティバスに乗り換えます。
乗換時間は10分ほど。時間通りに小さなコミュニティバスが到着しました。
このコミュニティバス、なんと無料なのですが、定員は13名。
しかも地元の方向けのコミュニティバスなので、定員を超えた場合は地元の方を優先します。
運転手さんに聞いたところ、ここ最近の正寿院人気と風鈴祭りで観光客が増えたため、
土日はおろか平日も昼の便は乗車を断る日があるとのこと。
(この日の前日も平日でしたが、昼1・2便は満席で断ったそうです。)
乗れなかった人はタクシーで片道約2,200円のところを皆さんで相乗りして行かれるようです。
コミュニティバスの運転手さんも「乗せてあげたいんだけど、正寿院さんのためのバスではないので・・」と心苦しそうでした。
コミュニティバスを利用したい場合はできるだけ午前便で行くことをおすすめします。
そして土日はかなり混むので、最悪の場合タクシーを使う覚悟で行くことをおすすめします。
今回は10:05のバスで乗車人数は私を含めて3人。
悩みましたが朝早く来て正解でした。
コミュニティバスの他の時間帯は、こちらをチェックしてください。
奥山田駅から歩いてやっと正寿院に
コミュニティバスで15分ほど走ると、最寄駅の奥山田駅に到着します。
ここからさらに歩いてやっと正寿院にたどり着きます。
正寿院の周りには自動販売機はないので、飲み物が無い場合は必ずここで買っておきましょう。
奥山田駅から正寿院までの道は一本道で非常にわかりやすいですが、意外と遠い。
ホームページでは徒歩10分と書いていますが、15分から20分はかかると思ってください。
日がどんどん登って行く暑い中、ゆるい坂道を登っていきます。
炎天下でこの距離を歩くので、浴衣の方は絶対に無理です。
スニーカーで動きやすい服でも結構しんどい。
浴衣で行きたい方は緯中からタクシーで行くことを強くおすすめします。
20分ほど歩いてやっと正寿院に到着。
いやー長かった。
宇治駅から正寿院までなんと1時間。
京都のお寺にしては遠すぎるのがわかっていただけましたでしょうか?
そして、行きはもちろん、帰りもなかなかバスの時間が困らせてくれます。
次の記事で帰り道についても詳しく触れさせていただきます。
今日のカメラ
fujifilm XF10-24mmF4 R OIS
フジノン XF50mm F2 R WR
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見ていただけると幸いです♪