「着物で京都」という言葉が一つの名詞になりつつあるほど、着物が定着している京都。
いつか実行したいと思っていても、レンタル手続きや着付けなど、少しハードルが高く、タイミングが掴めない方も多いのではないでしょうか?
桜の春や紅葉の秋がベストシーズンではあるのですが、意外とおすすめなのが冬。
今回年末に着物で京都に行ってきたので、その時の様子や持っていくべき持ち物などを書いていきたいと思います!
目次
冬こそ着物で京都へ!行ってみてわかったことをまとめてみた
意外と穴場シーズンな年末
着物で京都といえば、桜や紅葉が有名。
確かに着物と桜や紅葉なんて素敵…なのですが、ハイシーズンの京都の混雑事情を知っている方なら、この時期の着物はおすすめできないことも容易に想像がつくでしょう。
このたった2週間ほどを狙って、全国や海外からも観光客が押し寄せるので、人気のカフェやバス乗り場は何時間もの行列が必至。
着物と桜や紅葉を一緒に写した写真を撮りたくても、人だらけでなかなか上手に撮れません。
その点、紅葉シーズンが過ぎた後の京都は静かなもの。
年末休みが始まったばかりに行ったせいか、人混みに当たることはほとんどありませんでした。
着物もシーズンオフのため割引き価格でレンタルすることができ、ハイシーズンの半額ほどの値段でした。
年始は初詣で混雑するので、12月2週目〜年末はかなり狙い目です。
予約は必須。飛び込みなら午後以降が○
シーズンオフであっても、予約なしで来店されている方はほとんど断られていました。
一応飛び込みOKらしいのですが、午前中など人気の時間帯は予約で埋まっていることが多いとのこと。
飛び込みで行くなら、午後以降なら比較的空きがあるとのことでした。
ただし、着物の色や柄は先着順で選ぶことが多いので、遅めに着付けをすると、着たい着物が既にレンタルされてしまっている
可能性が高いです。
また、特に冬は日照時間が短いため、夕方16時半ぐらいには暗くなってしまいます。
色んなスポットを巡っていると時間がすぐに経ってしまうので、早めに着付けをしてしまう方が、時間いっぱい楽しめます。
そのため、できるだけ午前中の早い時間帯に予約することをおすすめします。
冬の着物レンタルは寒い?
着てみてわかったことは、着物は意外と暖かいということ。
コートなしでは考えられない季節でしたが、羽織を着なくてもそこまで寒くなかったです。
それでもやはり冬。
コートの時と同様、寒い時は寒いです。
そんな中で、ぜひ持っていくべきものを紹介します。
◆ストールor大きめのマフラー
これは絶対必要!
着物の柄が隠れてしまうので、追加料金を払ってまで羽織をレンタルする人は少ないのですが、代わりにストールをレンタルする人が多かったです。
そんな時にストールの代用にできるのが大きめのマフラー。
私はたまたま持って行ったマフラーでストールの代用ができたので、寒い時にすぐに羽織れて便利でした。
髪をアップにするため、首元が冷える時にも温めることができるので、必需品です。
ストールもレンタルすれば追加料金がかかってしまうお店が多いので、持って行って良かったと思いました。
◆襟ぐりの広いインナー
上に重なることが難しいので、着物を着る前にヒートテックを着ることをおすすめされました。
外から見えない襟ぐりの広いものであれば、安心して身に着けることができます。
冬こそ着物で京都を楽しんで
寒くてなかなか外に出るのが億劫になってしまう季節ですが、着物で観光する非日常感は、寒さも忘れる
ほどに楽しいです。
人込みが激しいハイシーズンを避けられるので、のんびり観光できることもおすすめ。
実際観光した様子も載せているので、良ければ見てみてください!