6月、梅雨の季節ですね。
雨の日はなかなか撮影に行けないのですが、そんな雨の時期にうってつけな撮影ポイントがリフレクション。
水たまりに反射する写りこみを狙って撮影することで、幻想的な世界を撮影することができます。
リフレクションは水たまりがあればどんな場所でもできるのですが、私のおすすめの場所は夜の東京駅。
明りに照らされた東京駅のリフレクションは、「まるでヨーロッパ」とSNSで話題にもなりました。
そんな東京駅のリフレクション撮影にチャレンジしてきたので、その時の様子をレポートしたいと思います。
目次
雨上がりにだけ会える!東京駅のリフレクションを撮ってみた
撮影場所は東京駅丸の内駅前広場
撮影場所となる東京駅丸の内駅前広場は昨年6月に工事が終わったばかり。
この広場ができたことで、リフレクション撮影ができるようになりました。
車も通らない場所であるため、東京駅の写真を撮って楽しむ観光客も多い場所です。
撮影条件は雨後晴れ
リフレクション撮影をする上で最も大切なのは水たまりがあること。
当たり前ですが、水たまりがないと何の反射もしません。
天気については、とにかく日中に雨が降り、夜は止んでいることが条件。
雨後曇りでも雨後晴れでもどちらでも構いません。
ある程度水たまりが広がっている方が撮りやすいので、できるだけ夕方頃にたくさん雨が降った日がおすすめ。
撮影している時に雨が降ってしまったら水たまりが揺らいでしまうので、もちろんNG。
雨量が少ないと地面が見えてしまってあまりきれいにならないので、雨量が多い日を狙うことをおすすめします。
なかなか条件は厳しそうですが、小さな水たまりでもかなりカメラを近づけたらこんな感じで撮れるので、クオリティにそこまでこだわらないなら、雨量はそんなに多くなくても大丈夫です。
できるだけ地面すれすれにカメラを置いて撮影
早速丸の内駅前広場に向かい、少し大き目の水たまりを発見!
ということで撮影開始。
最初はミニ三脚を使用していたのですが、ミニ三脚では高さがありすぎて、東京駅の全体が写りません。
かといって地面に直接置いたらカメラが濡れます。(当たり前)
そこで使ってみたのが、たまたま持っていたお菓子の箱のふた。
少し高さがあるふたなので、カメラを置いたらちょうど水たまり触れないぐらいの低い位置に。
30秒シャッターを開けてもきちんと撮れています。
こんな場面で活躍するとは思いませんでした。
このように少し高さのあるカメラを置けるものなら何でも三脚の代用になりますが、こちらの商品でも地面すれすれまでカメラを置けます。
安定していますし、持ち運びも便利なので、個人的に今すごく気になっている商品です。
レンズは基本的に広角レンズで
東京駅の建物と丸の内駅前広場はそこまで離れていないので、必然的にかなり近くから撮影しなければいけません。
水たまりの位置にもよりますが、割と離れているポイントでも超広角レンズの一番広角の画角で撮影してやっと建物全部を入れることができました。
ですので、撮影に行く際にはできるだけ広角のレンズを持っていくことをおすすめします。
シャッターを開けることで歩いている人は消える
東京駅前の広場なので、たくさんの人がカメラの前を横切ります。
しかし、シャッターをある程度開けて撮影することで、動いている人は写真から消えてくれます。
(残像が少し残ることはありますが。)
ただし、ずっと立ち止まっている方がいる場合はそのまま写ってしまうので、辛抱強く待ちましょう。
雨の日だけ出会うことのできる東京駅
カメラが趣味の人にとって雨は天敵になることが多いのですが、雨の日だからこそ撮影できる景色もあります。
せっかくの撮影や東京旅行が雨だった時は、ぜひ東京駅に足を運んでみてください。