
きれいな青空を撮りたいと思って一眼レフを購入する人は多いと思います。
青空の撮り方は割と簡単。
ですが、コツを知っていないと失敗することも多いです。
そんなことでカメラを挫折しないためにも、今回は青空を青く撮影するコツを書いていきたいと思います。
かなり初心者向けの記事なので、そんなこと知ってるよという方は別のページへお願いします。
目次
一眼レフで青空をきれいに青く撮る方法について
①順光で撮影する
「青空がうまく撮れない」と聞きに来る方に多いのが逆光で撮っていること。
逆光だと青空をきれいに出すことが難しいです。
順光で撮影することで、よりきれいな青空を写すことができます。
②彩度を上げる
ほとんどの一眼レフで彩度を調整することができます。
彩度とは色の鮮やかさのことで、これを上げることで色をくっきり出すことができます。
③露出を上げすぎない
明るいふんわりした写真が好きな方が陥りがちなのが、露出(明るさ)を上げすぎて白飛びしてしまうこと。
白飛び=色が残っていない状態なので、そこから加工しても青を戻すことはできません。
明るさは青色が残るぎりぎりまでで我慢しましょう。
明るい写真が好きでも露出1.3ぐらいまでで抑えておくのがいいと思います。
④フィルターをかけてみる
どんなメーカーのカメラにも「ポップカラー」「ポップアート」のようなフィルターがあると思います。
これはその名の通り、彩度が高めの写真を撮ることができるフィルター。
彩度を上げるだけでは物足りない方は、このようなフィルターをかけることもおすすめです。
⑤加工(現像)する
結局加工かよとなるかもしれませんが、プロカメラマンのほとんどは現像という加工をしています。
私もそんなにゴリゴリの加工はしませんが、彩度は結構調整しています。
加工のアプリで特におすすめなのがLightroomモバイル。
プロの方も使う有料ソフトの一部を無料で使うことのできるアプリです。
このアプリのオススメポイントは「自然な彩度」が調整できるところ。
その名の通り自然なので、彩度を上げても不自然になりません。
更にこのアプリの優秀なところは、色ごとに彩度を調整できること。
カラー→混合という部分を押すと、それぞれの色ごとに調整できる画面になります。
⑥PLフィルターを付ける
PLフィルターとは不要な光の反射を除去することができるフィルター。
このフィルターを付けると光の乱反射を防ぐことができるので、青色がより濃く写ります。
⑦空がきれいに青い時に撮る
当たり前ですが、空がかすんでいる時や朝早く、夕方は青色が薄くなってしまっています。
そんな時に空を撮ってもきれいな青空になりません。
きれいな青空を撮りたい場合は、日中で青空がきれいに見えている時にチャレンジしてみてください。
⑧最初から青空と人をきれいに撮りたいと思わない
よくあるのが「青空と人をきれいに撮りたい」というものですが、青空+ポートレートは難易度が高いです。
青空を写すには基本的に順光ですが、青空と人を撮影しようと思うと人の顔に影がかかってしまうことが多いです。
また、彩度を上げると人の顔の彩度も上がってしまい、黄色っぽい不自然な状態に。
青空とポートレートを撮るには細かい調整が必要になるので、最初からどちらも撮るのではなく、それぞれがきれいに撮れるようになってからチャレンジすることをおすすめします。
青空をきれいに撮れるようになると、写真がもっと楽しくなる
青空がきれいに撮れるようになると、色んな景色を撮ってみたくなります。
上手く撮れなくても挫折せず、少しずつ挑戦してみてください。