死ぬまでに行きたい日本の絶景!与論島を車なしで旅してみた

奄美諸島の南端に位置する離島「与論島
東シナ海の真珠」と謳われているほど、圧倒的に美しい海に囲まれた小さな島です。

あの「死ぬまでに行きたい世界の絶景 日本編」でも紹介されている、今や人気観光地の一つ。

そんな与論島。車なしでの観光は厳しいと知りながらも、やっぱりどうしても行きたい!
ということで2015年6月、車なしの与論島旅がスタートしたのであります。

車なしで与論島を旅してきた!

与論島とは

沖縄の離島・・と間違えられることが多々ありますが、所属は鹿児島県

奄美大島の最南端に位置し、沖縄本島の北約25kmにあります。もはや沖縄と言っても過言ではない。
ギリシャにあるミコノス島姉妹都市連携を結んでおり、与論島内にはギリシャを思わせる白い建物がたくさんありますり
人口約5000人周囲23kmと他の離島と比べるとなかなか大きく、レンタサイクルコースはありますが自転車移動は正直厳しいです。

車なしで旅するポイント

道のアップダウンが多く、かなり広い島なので、車なしでの旅行は難しい与論島。
タクシーを使えば楽なのですが、そんなお金も使えない。
ということで、今回は「旅の拠点を変える」という方法を取りました。
1泊目と2泊目を島の中でもかなり離れた場所にすることで、それぞれの宿泊場所近くを日ごとに観光することができます。
泊まる前日は前のホテルまで宿の方が迎えに来てくれる可能性が高いので、そこまでの交通費も無料(宿に確認は必要です)。
今回は、1日目をプリシアリゾートヨロン、2泊目を明星荘という場所で泊まることにしました。

プリシアリゾートヨロンは茶花エリアまで徒歩圏内。
そして明星荘は「百合が浜」まで徒歩17分、もう一つの観光スポット「赤崎海岸」まで徒歩20分です。

連泊する方が圧倒的に楽なのですが、宿を変えることで複数の観光スポットを車利用なしに巡ることができます!

沖縄から乗り継ぎ、与論島に到着

大阪から与論島への直行便はないので、沖縄か鹿児島で乗り継ぎとなります。
この時に調べたら沖縄乗り継ぎの方が圧倒的に安かったので、沖縄で乗り継ぐことに。

これがびっくりするほど小さな飛行機!
見たことのないほどコンパクトでした。怖い人には怖いらしい。

那覇空港から40分で与論空港に到着。
空港も見たことのないレベルで小さくて、荷物の受け渡しスペースもコンパクト。
旅に来たわくわく感が募ります。

送迎バスでホテルに移動

初日のホテルは「プリシアリゾートヨロン」。


与論島唯一のリゾートホテルです。

空港から車で5分という好立地。
到着時間を知らせれば迎えに来てもらえたので、まずはホテルに向かいます。

エーゲ海をモチーフにしたホテルに心躍る

姉妹都市ミコノス島の雰囲気が漂うおしゃれな建物。
リゾートホテルということもあり、部屋の中もおしゃれでした。


ただし、部屋に向かう途中のところどころに虫たちが・・。
与論島は自然いっぱいの島でありますので、虫が苦手な方にはあまりおすすめできません。
私も大の苦手です。笑

ホテルで休憩後、早速百合が浜へ!

与論島一番の景勝地である「百合が浜」。
大潮の干潮時にしか見ることのできない幻の浜です。
日によっては見ることができないので、旅行日程を決める前に必ず潮位を確認してください。

今回はこの百合が浜をちゃんと見れる日程に合わせて訪問。
ただし次の日の天気が少し怪しかったので、初日から行ってみることにしました。
路線バスで百合が浜を目指します。
路線バスはやはり本数が少ないので、車に乗れる方は迷わずレンタカーやレンタルバイクをお奨めします。

念願の百合が浜へ

バスを降りてしばらく進むと百合が浜が見えてきます。


写真通りの美しい海、白い砂浜に心躍ります。

事前にわかっていたのですが、到着するのが遅かったため砂浜への船は終わってしまっていました。
それでも美しい海を見ることができただけで満足。

砂浜にはワンちゃんが。


船を運転しているおじさまの愛犬だそうで、仲良くしてもらいました。

しばらく海撮影を楽しんだ後、またバスでホテルまで戻ります。

ホテルのプライベートビーチを散策。
天気が良ければもっと素敵な景色が見られたのでしょう。

夜はホテル内のレストランで食べ、そのまま就寝です。

2日目 まずは茶花エリアを散策

プリシアリゾートヨロンから歩いて20分ほどで、この島唯一の市街地である「茶花エリア」に到着します。
ここにはカフェや居酒屋などがあり、与論島では珍しく建物がいっぱいある景色を見ることができます。

そして少し歩くと茶花海岸
なんだかんだでここが一番きれいだったかもしれないと思えるビーチ。
市街地のすぐそばにこんなにきれいなビーチがあって幸せですね。

次の宿へ送迎車で移動

茶花エリアをゆっくり楽しんだ後はこのホテルともお別れです。
迎えにきてくださった車に乗って明星荘に到着。
荷物を置いて早速観光です。

再チャレンジ!この旅2回目の百合が浜へ

宿から歩いて20分ほど。百合が浜に到着しました!
この旅2度目の百合が浜。
天気も良いので、今日は船に乗って島に渡ります。

エメラルドグリーンの透明度の高い海に囲まれた幻の島。
少し曇っているけれど、ずっと行きたいと願っていた場所は想像よりずっと素敵な場所。
その素晴らしい景色を何とか残したいと夢中で写真を撮っていました。

あっという間に帰りの時間が来て、別れを惜しみながら出発。
念願の場所に来れて幸せでした。

船を降りたら昨日のワンちゃん。
船を運転している飼い主さんを待っています。
飼い主さんが戻るまで、遊んでもらっていました。

いっぱい観光した後は、宿の隣にあるおしゃれカフェ「福家」でごはん。
おしゃれな店内に美味しいごはんに、与論島であることを忘れてしまうような場所でした。

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3日目 赤崎海岸で最後の海を堪能

あっという間に迎えた与論島最終日。
宿から近いもう一つのビーチ「赤崎海岸」を観光します。


宿からまっすぐの道をひたすら進むと、目的地に着きました。


なんて美しい場所。
出発した時は曇っていた空も、どんどん明るくなります。

あまりの美しさに何枚写真を撮ったことか。


同じような写真が量産されています。笑

撮影を堪能した後は、すぐ近くにあるかき氷屋さん「味咲」で休憩。


ふわふわのひんやりかき氷が癒してくれます。

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かき氷を楽しみ、宿まで戻ったらもう帰る時間。
宿の車で与論空港まで送ってもらいました。

与論島はすばらしい島!でもやっぱり車を推奨します。

今回車なしで与論島を巡りましたが、正直車なしでの観光はお勧めできません。
宿を変えることで拠点を変え、ある程度の観光はできますが、場所的に行くことを諦めたスポットもありました。

レンタサイクルをしている方に途中お会いしましたが、島自体が想像以上に広くアップダウンもあるため、レンタサイクルは体力のある方にしかおすすめできません。
島を一周するならバイクをおすすめします。

しかしながら海は本当にきれいだし、人もみんな優しい!
素敵な島なので、もっとみなさんに来てもらいたいなと思える場所でした。

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