おすすめの京都の雪景色 写真撮影スポットと注意すべき時間帯・服装について

そろそろ大寒波が来るということで、期待できるのは雪❄️

冬の写真といえば、京都の雪景色ですよね。

京都はなかなか雪が積もらないので、雪の写真を撮るのは一苦労なのですが、その美しさは一度見たら忘れられません。

雪が降った時に効率的に動けるように、事前に行きたいところを考えておくことをおすすめします。

ということで、今回は京都の雪景色撮影におすすめのスポットを私の独断と偏見でまとめてみました。

また、実際に行ってみてわかった撮影に行く際の時間帯や服装などの注意点おすすめのフリー切符も紹介します!

憧れの京都の雪景色!雪が映える撮影スポットをまとめてみた

蹴上インクライン

蹴上インクラインといえば桜のイメージですが、雪景色も想像以上にきれいです。

線路や木の枝にも雪が積もり、まるで異世界のよう。

穴場なので人も少なく、雪景色の撮影には、とてもおすすめの場所です。

普通のレンズで撮ってもいいですが、魚眼レンズで撮るのもおすすめ。

蹴上インクラインの近くには南禅寺もあり、こちらも雪景色が美しいので、セットで行ってもいいでしょう。

醍醐寺

春の桜、秋の紅葉が非常に有名な醍醐寺ですが、雪景色もそれらに負けないほどにきれいです。

弁天堂の赤雪の白のコントラストが映え、他の寺社の雪景色よりも華やかさが際立ちます。

注意点としては、朝9時からの開館となるので、すぐに雪が溶けてしまう可能性が高いこと。

写真を撮るなら一番弁天堂のエリアが美しいので、まずは弁天堂エリアの写真を撮ってから、周囲の散策をすることをおすすめします。

(他のエリアの写真撮影に気を取られていると、あっという間に雪が溶けてしまいます。)

金閣寺

雪の京都の定番である金閣寺。

「どうせ定番」と侮っていましたが、ここの美しさは別格でした。

京都の雪景色の代名詞でもあることから、とにかく人が多いのが難点。

昨年の大寒波の日曜日は、チケットを並ぶのに1時間、更に金閣寺を見るのに1時間、なんと合計2時間も並ばなければいけないという事態に。

行くなら早朝か、平日を狙うことをおすすめします。

次に行くならここ!と考えている京都の雪景色スポットについて

先ほどまでは、実際に私が行ったことのある京都の雪景色スポットでしたが、ここからは私も行ったことのないスポット。

次に京都に雪が降ったらここに行きたい!と密かに考えています。

平等院鳳凰堂

10円玉でお馴染みの平等院鳳凰堂。

どうしても赤色の美しさに惹かれるのでしょうか・・平等院の美しい赤色と雪景色の美しさにやられてしまい、撮りたい欲が高まります。

場所が宇治ということから、他のスポットと一緒にまわることが難しいので、行くことに躊躇してしまっています。

八坂の塔


八坂神社と清水寺の間に位置している、五重塔。

京都の情景を思い浮かべる際に、この塔を思い浮かべる方も多いはず。

そんな京都のシンボルと呼ばれる場所だからこそ、雪景色との相性もぴったり。

メインの観光スポットとなるため日中は人通りが多く、撮影するなら朝の方がいいでしょう。

お寺などと違って時間の制限もないので、お寺の開門時間までこちらで撮影するのもいいと思います。

嵐山

京都の定番観光地とだけあって、こちらの雪景色も美しすぎます。

特に撮ってみたい場所が、渡月橋竹林の小径

どちらも雪化粧した姿は、いつもより数段美しく見えます。

こちらも京都市内から少し離れているため、他の観光スポットと一緒にまわることができないことが難点です。

貴船神社

真っ赤な春日灯篭が並ぶ参道も、雪が降るとさらに美しい一面を見せてくれます。

こちらも京都の定番観光スポットですが、中心地から離れているせいか、かなり人が少ないです。

中心地よりも北に位置するため、雪景色が少し長めに楽しめるのも大きなポイント。

夜には雪の降る日のみ開催されるライトアップもありますので、そちらも一度見てみたいです。

京都の雪景色撮影における注意点

①雪は想像以上に早く溶ける

雪が積もることすら稀な京都。当然溶けるのも早いです。

過去数回京都の雪景色の撮影をしていますが、京都市内の雪景色撮影は朝10時までが限界です。

9時の時点で結構溶けてきているので、頑張って早起きして目的の場所に向かいましょう。

(雪が日中でも断続的に降り続くほどの天気であれば、日中も撮影可能です。)

金閣寺や貴船神社であれば雪が残っている可能性が高いので、そちらを後回しにしてもいいかもしれません。(ただし金閣寺は休日かなり混みます。)

②雪対策のできる装備で

関西に住んでいる方は普段雪に慣れていない方も多いと思うので、念のため。

できるだけ服装はダウンジャケットなど、水を弾くタイプの服を着て行くことをおすすめします。

雪は降ったり止んだりするので、晴れていると思っていても、いきなり暴風雪が降ってくることも多いです。

晴れていたとしても、溶けた雪が体に落ちてくることもしょっちゅう。

フードがあるタイプのダウンだったら少し雪が降ってきても傘を差す必要がないので、便利です。

勿論できればカメラやレンズも防滴仕様が望ましいです・・。

③持っていればスノーブーツを履いていくのがベスト

京都の街中は人通りが多いこともあり、歩道の雪が溶けて凍結していることも多いです。

普段雪に慣れていない人がそんな道を歩いたら、転んでしまう可能性が高いです。

そんな時に便利なのがスノーブーツ

防寒・撥水の仕様がされているので、雪の中でも平気で歩けますし、寒くないです。

また、滑り止めの機能も付いているので、凍結している道でも普通に歩けます。

雪溶けのタイムリミットが迫る中、できるだけ急いで歩きたい・・と思う場面は多く、「スノーブーツを履いて行って良かった」と思う場面はかなり多かったです。

実際に履いて行ったスノーブーツをこちらで紹介しています☟

④お得なフリー切符を使おう

京都は色んな場所に観光地が点在しており、バスのルートも様々です。
何か所か観光するのであれば、地下鉄かバスか、最低でもどちらか1つはフリー切符を買った方が絶対得です。

私は前回京都の雪撮影に行った際に、市営地下鉄1dayフリーチケットを使いました。

これは地下鉄の烏丸線・東西線1日乗り放題で600円
地下鉄の初乗りが210円なので、3回乗れば元を取れます!

市バス京都バス一日乗車券カードというバスのフリー切符は500円で売っているのですが、バスは時間が読めず、時間がかかるので、バスのみの切符はあまりお勧めできません。

京都市バス・京都市営地下鉄全線,京都バス,及び京阪バス(それぞれ一部路線を除く)が1日乗り降り自由になる京都観光一日乗車券は便利なのですが1300円するので、その日の交通費をきちんと考えてから買わないと損してしまう可能性もあります。

そういう理由からも、「どこに行くかは気分で決めたいけど、絶対地下鉄3回以上は乗る」ということなら断然市営地下鉄1dayフリーチケットをお勧めします。

殆どのバスが三条京阪や北大路・東山を通るので、このフリー切符を持っていれば、電車での移動にもスムーズに切り替えられます。

他にも京都のフリー切符はたくさんあるので、こちらのサイトで確認してみてください⇩

https://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kinkakuji.html

準備満タンで雪の降る日を待ちましょう

積もるほどの雪が京都で降るのは、年にほんの数回。

しかも、それがお休みの日に当たるとは限らないです。

京都の雪景色を撮れるチャンスがやってきたら、すぐに動けるように、あらかじめある程度計画を練っておくことをおすすめします。

今年も素敵な雪景色が撮れますように。

 

 

 

 

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