自撮りでウエディング写真撮影!セルフ前撮りで準備すべきアイテム

こんにちは。フォトグラファーのYuri(camel8326)です。

皆さんは、セルフ前撮り・後撮りという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

名前からなんとなく伝わるかなと思いますが、「結婚式の前撮り・後撮り写真を自分で撮影する」ことを指します。

いわゆる「セルフポートレート」ですね。

結婚式の前撮りを検討されたことのある方はご存知だと思いますが、結婚式場で前撮りをお願いするとなると、10万円以上かかってしまうことが普通です。

出張撮影の依頼でも、2万円~5万円が相場。

なにかと費用がかさむ結婚式。「できるだけ節約したいけれど、思い出も残したい」というわがままを叶えるために、私たちはセルフ前撮りに実際チャレンジしました。

夫婦そろってカメラ好き、妻である私は実際に前撮りを撮影しているカメラマンということもあって、「満開の桜ウエディングフォト」「新婚旅行先のサントリーニ島ウエディングフォト」「日本各地で私服カップルフォト」など三脚を立てて、セルフでたくさん撮影。

その結果、お金をかけずにたくさんの思い出を残せて、なおかつムービーやアルバムに2人の写真をたくさん使うことができました。

そんなセルフ前撮りを極めている(!?)私たちの経験から、今回はおすすめのセルフ前撮り・後撮りの方法について紹介します。

今回は前編として、「セルフ前撮り・後撮りを撮影するにあたって、準備すべきもの」を詳しく説明します。

必需品であるカメラや三脚のおすすめや、ウエディングドレス、私も実際に撮影するまで気づかなかったアイテムまで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

セルフウエディング撮影で準備すべきもの【衣装編】

セルフウエディング撮影で最も大事になるのが、衣装。

衣装1つで写真の印象が大きく変わるので、撮影イメージが決まったらすぐに選び始めましょう。

意外と気に入ったものが見つからなかったり、取り寄せに時間がかかることも多いので、撮影1か月前には手元にあるよう準備することをおすすめします。

ウエディングドレス

ウエディングドレスはデザインや色で雰囲気が大きく変わるので、じっくり選ぶべきポイントです。

楽天など通販サイトであれば1万円前後でしっかりとしたドレスを購入することができるので、おすすめ。

私はこちらのドレスを購入しました。

実際に着用した写真がこちら。

思っていたよりも可愛い雰囲気のドレスで、最初は戸惑ったのですが、パリの雰囲気にとても合っていて良かったです。(ちなみにこの写真はセルフではなく、ラブグラフのカメラマンさんに撮影してもらいました)

このぐらい豪華なドレスであれば写真に写った時にも華やかになります。

ただし、これを着て移動しなければいけないので、一目が気になってしまうというデメリットがあります。

私の場合は海外だったので、そんなに気にしませんでしたが、国内でこのドレスをして自撮りするのは少し勇気がいるかもしれません。

国内で撮影した時は、こちらのドレス風ワンピースを着用しました。なんと6,000円で購入!

実際に撮影した写真がこちら。

ワンピースのようなカジュアルなドレスなので、上にトレンチコートなどを羽織れば、目立たずに行動することができます。笑

(花見客もたくさんいたので、恥ずかしかった・・・。笑 このドレスを選んでおいて良かったです。)

ちょっと安っぽいかなと思ったのですが、遠目から撮影すると意外と良い感じに。

かさばらなくて持ち運びも便利なので、海外にも持っていきました。安いわりに使いやすく、形もきれいだったので、1つ持っていると便利です。

タキシード・蝶ネクタイ・白シャツ

男性用の衣装として、タキシードの用意も必要。

カジュアルなものからカチッとした雰囲気のものまでたくさん種類があるので、撮りたい雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。

海やひまわりなど夏場の撮影になるとかなり暑いので、カジュアルな短パンタイプも人気。

私の夫は元々ジャケットとパンツを持っていたので、シャツや蝶ネクタイがセットになっているものだけを準備しました。

これを身に着けるだけで、普通のジャケットも一気に様変わりします。

男女ともに忘れがちなアイテムが「靴」。

ドレスや小物はしっかり用意していても、靴のことをすっかり忘れていて「どうしよう」と慌てるケースをよく見ます。

女性の場合は丈の長いドレスであれば、靴はそんなに見えないので、普段履いているパンプスで十分でしょう。

丈の短いドレスであれば、靴も注目されるポイントなので、白などドレスにきちんとあったヒールのあるパンプスを選ぶことをおすすめします。

男性の場合も、普段履いている革靴でOKですが、前撮り撮影は思っている以上にハードなので、動きやすい靴を選ぶのがベスト。

見た目は革靴なのにスニーカーのような履き心地のこの商品は、革靴が苦手な方や、疲れてしまう方におすすめ。

私の夫も(実は)愛用しています。笑

カジュアルなウエディングであれば、お揃いのスニーカーも人気。

楽だし可愛いし、ずっとお揃いで使えるが魅力的です。

補正下着

ウエディングドレスの試着をされた方はよく知っていると思いますが、補正下着はかなり重要です。

あるのとないのとでは、びっくりするほどスタイルが変わります。本当に。

特に市販のウエディングドレスだと自分の体に必ずしもフィットしてくれるわけではないので、補正下着を付けないと、ドレスがきれいに着こなせない可能性が非常に高いです。

なかなかお値段は張りますが、良い補正下着はそれだけ体のラインをきれいに見せてくれるので、一生に一度の舞台で使う写真撮影には必要不可欠。

実際に私も市販のドレス・式場のドレスなどたくさん着用しましたが、補正下着のおかげでなんとかきれいに着こなすことができました。

結婚式をこれから挙げる予定のある方は、本番でも使う可能性が高いので、良いものを1つ買っておきましょう。

私が撮影に使ったカメラ

ちなみに、私がセルフ前撮り撮影で使っているカメラは、こちらのX-T3という商品。

X-T30と比較して防塵防滴機能やダブルスロットなど、よりプロ向けの機能が備わっていることが特徴です。

映し出す写真や動画の色やピント合わせの速さはX-T30とあまり変わらないので、初心者の方はX-T30で十分だと思います。

X-T3(Fujifilm)

レンズ

写真の印象を大きく変えるレンズ。選び方は様々なのですが、個人的におすすめなのが広角レンズ

広い景色の中に、ポツンと2人が立っている写真を撮るのが好きなので、広角レンズの使用頻度はかなり高いです。

また、セルフ前撮りは基本的に三脚にカメラを固定して撮影するので、できるだけカメラの近くで撮影する必要があります(あまり離れて撮影すると通行人の邪魔になりますし、盗難の恐れもあるので)。

そんな時に、標準レンズだと「少し近すぎてしまう」と思うことも。そのような理由からも、カメラの近くに立っても広めに写る広角レンズがおすすめです。

XF10-24mmF4(実際に私が使用しているレンズ)

もう1つおすすめなのが、50mmの単焦点レンズ(35mm換算)。

少し画角は狭いのですが、その分背景がきれいにボケてくれるので、手だけのショットや小物のショットで役に立つことが多いです。

メーカーによりますが、かなり安く販売されていることも多いので、もう1本に加えてみてはどうでしょうか。

XF35mmF2(フジフィルム用)

EF50mmF1.8(キャノン用)(激安だけど、めっちゃ使えます。Canonで単焦点レンズ持っていない人は1本もっておいて損はないです)

※レンズは持っているカメラメーカー・センサーサイズによって写る範囲や装着できるかどうかが変わるので、初心者の方は注意!

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