コスパ最強レンズ「Pergear35㎜F1.2」をフジフィルムX-T3で使ったレビュー【作例】

こんにちは。フォトグラファーのYuri（camel8326)です。

今回は、最近仲間入りした「Pergear 35㎜F1.2」というレンズ紹介をしたいと思います。

 

コストパフォーマンス抜群なPergear35㎜F1.2

Pergear 35㎜F1.2レンズは、メーカー純正のレンズではなく、中華レンズと呼ばれるものです。

と心配される方も多いのではと思いますが、ちゃんと使うことができるので、心配いりません。

このPergear 35㎜F1.2レンズのすごいところは、なんといってもコストパフォーマンスが高い点。

フジフィルムの純正レンズと比較してみると、値段の低さが歴然です。

例えば、フジフィルムのメーカー純正で35㎜のレンズを購入しようとすると、安いものでXC35㎜F2というレンズがアマゾンで23,000円ぐらい販売されています。

いわゆる「蒔絵レンズ」と呼ばれるもので、ちょっとチープな作りなのですが、写りはきれいです。

また、XF35㎜F1.4という非常に人気の高いレンズがありますが、その値段は6万円以上。F1.4まで下げられるということで、ちょっと高めですね。

それらのレンズと同じ焦点距離35㎜でF1.2まで下げられる、かつ値段が約11,500円ってものすごく安いんですよね。

「純正レンズは高すぎて買えないけれど、単焦点レンズが欲しい！」という方には、特にぴったりだと思います。

F1.2まで下がってくれるので、きれいにボケができてくれて、この値段でこのボケが手に入るのはすごい。

ただし、オートフォーカスという自動でピントを合わせる機能がないので、マニュアルフォーカスといって、自分でフォーカスを合わせる必要があります。

そのため、人や動物など、動く被写体を撮影される方には慣れていないと不向きかなと思います。

逆に、カフェやお花のように、あまり動かないものを被写体にする方にはぴったりです。

フルサイズ換算50㎜の画角が使いやすい

Pergear 35㎜F1.2の画角についてですが、APS-Cセンサーのカメラにこのレンズを付けると、50㎜の画角となります。（私の持っているフジフィルムX-T3は、APS-Cセンサー）

50㎜の画角は、人間の視野角に似ていると言われているため、自分のイメージ通りの写真を撮りやすい画角です。

そのため、カフェやポートレート、お花など、様々な場面で50㎜の画角のレンズは役立ちます。

以前アップした動画で35㎜と50㎜の画角について、「どんな写真が撮れるか」「どちらを選ぶべきか」などを解説しているので、ぜひご覧ください。

装着するカメラのセンサーサイズによって、撮影できる画角が変わるため、購入される際には、自分の持っているカメラのセンサーサイズが何なのかを確認する必要があります。

ちなみに、フジフィルムのカメラは、ほとんどが私と同じAPS-Cセンサーを搭載しているものが多いです。

小型軽量で持ち運びしやすい

レンズを購入するときに、気になるのが大きさと重量です。

いくら性能が良くて、コストパフォーマンスが高くても、大きくて重いレンズは、なかなか撮影に持っていきづらいですよね。

Pergear35㎜F1.2レンズはまったくその心配がなく、十分すぎるほどに小型です。

重さも210gと非常に軽いので、持ち運びにも便利。装着したままでもケースに入ってくれるのもうれしいポイントです。

マニュアルフォーカスだけど、ピントは比較的合わせやすい

このPergear35㎜F1.2レンズの弱点は、オートフォーカスが使えない点。マニュアル（手動）でピントを合わせる必要があります。

と思う方も多いかもしれませんが、意外と簡単です。

ピントの合わせ方については動画で説明しているので、ぜひこちらを参照ください。

実は私はマニュアルフォーカスが苦手です。

というのも、オールドレンズを使う時に手動でピントを合わせることも多いのですが、レンズによってはピントが甘いことが結構あるんですよね。特に周囲をボカしたくてF値を低くして撮影していると、ピントがうまく合ってくれないことがよくあります。

しかし、このPergear35㎜F1.2レンズは、一番低いF1.2で撮影しても、ピントがきれいに合ってくれます。

そのため、非常に使いやすく、撮影に持っていく機会が増えました。

F1.2のとろけるボケ感がすごい

Pergear35㎜F1.2レンズの大きな魅力が、F値が1.2まで下げられること。

フジフィルムの場合35㎜F1.4が最低F値なので、F1.2まで下げられるのは本当にすごいです。

実際にF1.2でいくつか撮影してみましたが、とろけるようなボケ感が出ていて、どの写真もびっくりするほどきれい。

このレンズを使うだけで、ちょっと写真が上達したような気分になります。笑

特にカフェは暗い場所が多いので、F値を下げてシャッタースピードを稼げる単焦点レンズは、大活躍します。

ポートレートでも使ってみましたが、ボケだけではなくシャープな描写力も美しい。

「本当に激安中華レンズなの？」とびっくりしてしまうほどのクオリティです。

逆光ハレーションなど、特徴的な写りも魅力

このPergear35㎜F1.2レンズは、写りも特徴的。純正のレンズと比べて、全体的にちょっとオールドレンズっぽいレトロな雰囲気が出ます。

逆光で撮影すると、このように、ゴーストのようなハレーションも写すことができます。純正ではこんな風に写ることはほとんどないので、実際に撮っていてすごくおもしろいですよね。

ちょっと扱いが難しいのですが、慣れたら自分だけの表現ができそうです。

Pergear35㎜F1.2レンズ　作例

実際にこのレンズで撮影した写真をまとめてみました。

どの写真もF1.2～2ぐらいで撮影しているので、結構きれいにボケていることが伝わると思います。

描写がきれいなのに、レトロな写りをしてくれるので、オールドっぽい現代レンズを求めている方には最適だと考えます。

 

Pergear35㎜F1.2レンズを、期間限定クーポンで購入しよう！

Pergear35㎜F1.2レンズについて紹介しましたが、コスパが高い理由を理解していただけましたでしょうか。

実際にYouTubeやSNSで「購入しました！」というコメントをたくさんいただいており、皆様から好評いただいております。（もし良ければYouTubeのコメント欄をご覧ください）

 

 

私にとって、この35㎜のレンズ（50㎜の画角）は、正直1番使いやすいと思っているレンズです。広すぎず狭すぎない画角で、しかもボケもきれいに出やすいので、カフェやお花、ポートレートなど、どんな場面でも使うことができます。

初心者の方にも、この画角の単焦点レンズをおすすめしているのですが、高額なものが多いので、「勧めづらい」と感じることも多かったです。

でも、このPergear35㎜F1.2レンズは約11,500円という比較的安く購入することができるので、最初の単焦点レンズに本当におすすめです。

 

しかも今は期間限定でパーギアさんからクーポンもいただいているので、これよりも、さらに安く購入することができます。下記に記載しているクーポンコードを、購入時に入力してください。

フジフィルム以外のメーカーでもそれぞれのマウントを選ぶことができるので、リンク先をご確認くださいね。

小物やカフェ・お花など、動きがあまりない被写体はすごく撮りやすいと思うので、「単焦点レンズ、気になっていたけど高いな…」と悩んでいる方は、ぜひご検討ください！