100機以上のカラフルなバルーンが空一面に広がる佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。
その美しい景色を収めるために、多くのカメラマン達がこの会場に集まります。
今回は実際にバルーンを撮影しに行った目線でわかったことをまとめていきたいと思います。
目次
実際行ってみてわかった!バルーン撮影のポイント
撮影ポイントについて
佐賀バルーンフェスタと調べると、代表作として出てくる写真は殆ど水面に気球が写っていて、きれいなリフレクションとなっています。
この写真を撮るには会場となっている「嘉瀬川河川敷」の対岸まで行かねばなりません。
しかも駅からすぐに渡ることのできる橋は無く、20分~30分ほど歩いてやっと対岸に渡ることのできる橋にたどり着くことができます。
その橋を渡り、撮影ポイントまで行くのにそこから約15分~20分。
朝の競技が始まるのが6時45分(追記:今年は7時)ですが、6時半頃に到着する電車では間に合いません。
今年のダイヤはわかりませんが、昨年は6時半の前の電車が5時50分着。
それでも歩いて撮影場所を決めていたら、ちょうどいいぐらいでした。
googlemapでだいたいの目安の場所を埋め込んでみたので、参考にしてください。
(あくまでもだいたい「ここらへん」というものなので、撮影ポイントは現地で吟味してくださいね。)
↑googlemapで2通りの行き方が出ますが、32分の方のルートしか徒歩では渡れませんでした。ご参考までに!
撮影時間について
体力的にもできれば昼の方がありがたいのですが、圧倒的に朝の方が開催される確率が高いので、頑張って早起きしましょう。
朝は天気が良ければ美しい朝焼けが。
朝焼けとバルーンの美しい共演を撮ることができるのも、朝の競技をおすすめする大きなポイントです。
注意点としては、朝の対岸側は朝日と一緒に撮影できる代わりに逆光になってしまうこと。
順光で撮りたいならリフレクションを諦めて対岸に渡らない・・のも一つの手かもしれません。
結局リフレクションを捨てられず、そちらから撮ったことがないのでわからないのですが💦
レンズについて
これはまだ私も悩み中なので今年の撮影が終わってから改めて書こうと思います。笑
どんな写真を撮りたいかにもよりますが、対岸からバルーンがたくさん飛び立つ様子を撮りたいだけでしたら望遠は不要です。
私がブログにアップしてる対岸で撮影した写真はほとんど35mm換算で24mmです。
ただし、遠くに飛んで行ったバルーンを撮影するに望遠はあれば便利です!
便利なのは、あらゆる画角に対応できるズームレンズ。
バルーンは競技が始まるとどんどん飛び立っていきます。
その時間は本当に一瞬。なので、ゆっくりレンズ交換している時間なんてほとんどありません。
そんな時にあらゆる画角にすぐ対応できるズームレンズだと本当に便利です。
私は去年「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」というOLYMPUSのレンズで撮影していましたが、これ1本で十分でした。
35mm換算で24mm~80mmまで対応できるので、バルーンの飛び立つところから飛び立った後を望遠気味で追いかけるまで対応してくれました。
バルーンと空をダイナミックに写すなら広角も良いと思います。
ただし、広角でリフレクションを狙うとなると、前の方に陣取る必要もあると思います。
去年は平日に行きましたが、6時半頃に着くと川の目の前は良い位置は三脚を持った方達で埋まっていました。
広角+リフレクションを狙うなら早めに待機する方がいいかもしれません(ただでさえも早いのに・・笑)。
追記
場所にもよりますが、リフレクションエリアや上から撮影する場合は、広角だと余計なものが入ってしまうことが多いです。
結局今回も27mmから82mmぐらいのズームレンズを使用。
バルーンの上がるポイントですぐに画角が変えられたので、とても便利でした。
所要時間について
何を撮りたいかや当日のスケジュールによって変わってきますが、ほとんどのカメラマンさんは一斉離陸を撮影するので、競技が始まって30分~40分ほどで帰っていきました。
バルーンが一斉に離陸して、遠くに行ってしまったバルーンを撮影し終わるのが大体そのぐらい。
苦労して会場にたどり着いたのに、撮影時間は本当に一瞬。悔いのないように撮らなければいけない厳しさがあります。
苦労する価値のある素晴らしい景色に出会える
朝早いし、寒いし、結構歩くし、なのに撮影チャンスは一瞬だし・・と厳しいことが多いイベントですが、朝焼けの中でカラフルな気球が宙を舞う景色はまるで海外のよう。
写真好きの方にはぜひ撮りに行ってほしいイベントです。
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