今はスマホで何でも調べられる時代。
ということで、知らない場所でもスマホでネット検索さえできれば、基本的には何とかなります。
最近は海外に行く時だけ借りることができるWi-Fiレンタルのサービスも普及しており、海外旅行にポケットWi-Fiを持って行って、現地でネットで調べて旅する人も増えています。
そんな時に疑問に思うのがガイドブックの存在。
旅行先の観光スポットや旅の注意点、地図などが載っていて、旅先の情報をスムーズに得ることができます。
少し前までは、海外旅行先でのネット検索はホテルのPCぐらいでしかできなかったため、このガイドブックが必需品でした。
しかし、ポケットWi-Fiを持って行き、現地でネット検索やグーグルマップを開くことができるのなら、最早ガイドブックは不要なのでは?
そう思って、今回の旅行先で一部ガイドブックなしで過ごしてみました。
Wi-Fiはレンタルしているので、ネットさえ繋がればガイドブックがなくても大丈夫と思っていました。
しかし、結論としては、ガイドブックはやっぱり必要!!
そう改めて思った理由を書いていきたいと思います。
レンタルWifiがあっても、ガイドブックが必要な理由について
はじめに
今回の旅の目的地はデンマークの首都コペンハーゲンとフィンランドの首都ヘルシンキ。
ガイドブックは情報も大事ですが、旅への気持ちを高めるためにもできるだけ買うようにしていた私ですが、少し困ったことが起こりました。
それは、いつも買っているガイドブックarucoがフィンランドしか載っていないこと。
「じゃあ北欧全部の国が載っているガイドブックを買えばいいじゃないか!」と言われそうですが、行った旅行先のほとんどをarucoで揃えているため、できるだけ同じシリーズで揃えたい。
特にarucoはあの地球の歩き方の編集部が発刊していることもあり、小さいながらも必要な情報が漏れなく載っており、しかも可愛い!
女性向けということもあり、おしゃれな観光スポットもたくさん載っています。
arucoのフィンランド版が欲しい…でも、北欧の載っている他のガイドブックと2つも買うのは金銭面でも旅の荷物が増えるという面でも避けたい。
悩みに悩んだ結果、今回のコペンハーゲンは1日のみの観光ということで、ガイドブックはなし。
わからないことがあればネットで調べれば大丈夫だろうと言って、旅に出ました。
困ったこと1 情報が古い
当たり前といえば当たり前なのですが、ネットの情報は古くて更新されていないことも多いです。定休日が変わっていたり、最寄駅がサイトごとに異なっていたりなど。
ということで、何度も何度も検索しなくてはいけない羽目になるので、信憑性のある情報を探すまでに時間がかかってしまいます。
ガイドブックの場合は、ほとんどが問題ないように更新されており、観光スポットの場所は定休日などは余程のことがない限り正確です。
困ったこと2 情報を一から調べることがなかなか大変
行きたい場所を事前に調べておけば苦労しないのですが、たとえば旅の途中で「あと一つぐらい観光スポットに行きたい」と思ったとします。
そんな時ガイドブックがあれば、紹介されている観光スポットの一覧を見て、その中から行く場所を決めて、すぐに行動することができます。
ネット検索の場合「コペンハーゲン 観光スポット」と検索したら、いろんな場所が出てきます。
情報はたくさん出てくるのですが、困るのはその情報がいろんなウェブサイトにまたがっていること。
すべて探し切ってその中から行きたい場所を探す・・・という作業はなかなか時間がかかります。
しかもネットの情報は写真が微妙だったり情報が中途半端だったりするので、イマイチ魅力がわからなかったり、今いる場所から行ける距離なのかがすぐにわかりません。
行き当たりばったりの旅で楽しめる方にはいいと思いますが、海外なんてもう二度と行くことがない場所がほとんどだと思うので、悔いのない旅にするには、本当に行きたいと思える場所を見つける必要があります。
プロが探した正確な候補がある中から選ぶのと自分達で情報を一から探して、その中から選ぶというは、効率から考えて前者を選択される方がいいのがわかりますよね。
困ったこと3 駅名や路線図がわからない
今回行ったコペンハーゲンには乗り換え検索のできるサイトがあったので、電車の時間などはそちらを使って調べていました。
しかし、もちろんその検索サイトはデンマーク語。
検索するには駅名をデンマーク語で入れなくてはいけません。
すぐに駅名を調べたいのに、そのたびにデンマーク語の駅名を調べて、入力して。
すぐに出てくればいいのですが、意外とデンマーク語の正式名称で載っている日本語のサイトがないので、時間がかかります。
ガイドブックがあれば主要な駅名や最寄駅は正式名称が載っているので、すぐに見つかるのにな・・・と後悔しました。
困ったこと4 Wi-Fiはずっと使い放題というわけではない
Wi-Fiレンタルをしたことがある方は知っていると思いますが、Wi-Fiはレンタルしたら使い放題というわけでは必ずしもありません。
プランによって使用できる通信量が違います。
使い放題のプランにするとかなりお金がかかってしまうので、多くの方は使用制限のあるプランにすると思います。
そうなると、検索できる時間にも制限がかかります。
乗り換え検索やグーグルマップなど、必要となった時のために通信量を残しておかないといけないので、無駄にネットを使うわけにもいきません。
ガイドブックがあればネットを使わなくてもいい場面でも、何度もネットを使ってしまう羽目になったので、「通信量が足りなくなったらどうしよう」と常にハラハラしていました。
結論:効率の良い観光に、ガイドブックは必須
インターネットがあれば、ガイドブックがなくても観光はできます。
しかし、ガイドブックがあれば時間の無駄が大幅に減ります。
1000円〜2000円ほどのガイドブックの出費がもったいないと感じる方も少なくないと思いますが、せっかくの海外旅行なので時間を買うという感覚で買ってみてもいいのではないのでしょうか?
まとめると
ガイドブックをおすすめする方
・効率良く観光スポットをまわりたい
・時間とお金のバランスを上手に取りたい
・海外旅行初心者やその土地に行くのが初めての方
ガイドブックが無くても大丈夫な方
・のんびり行き当たりばったりの旅で満足できる方
・ある程度お金に余裕のある方
・その土地に何度も行っていて、精通してる方
となります。
もちろんガイドブックに書いてあることが全て最新というわけではないですし、ネットがあれば乗り換え検索も使えるので、Wi-Fiも必要です。
Wi-Fiもガイドブックも用意して、効率の良い旅をすることをおすすめします。
おすすめのガイドブック
aruco
小さいガイドブックって、荷物の邪魔にはならないけれど、情報量が少なくて意味がないというイメージを持っている方は多いと思います。
しかし、このarucoはあの地球の歩き方の編集部が作成していることもあるからか、旅先で使う便利な情報や細かい地図など、必要な情報だけをピックアップして掲載してくれています。
女性向けということもあり、表紙も中身も載っている観光スポットもとにかく可愛い。
私も大好きで旅する度に集めています。
種類が少ないので、マイナーな場所に対応していないのが残念。
レンタルWi-Fi
グローバルWi-Fi
レンタルWi-Fiも様々な種類があるので、悩んでしまいますが、私は今回の旅行ではこのグローバルWi-Fiを選びました。
グローバルWi-Fiのメリットは
ヨーロッパを2ヶ国以上旅行する場合でも4Gを選べる
料金が安い
空港受け取りができる
24時間年中無休のサポートを受けられる
時間の効率が求められる海外で3Gと4Gの差は歴然。速度が圧倒的に高い4Gを選びたいのですがイモトのWi-Fiではヨーロッパ2カ国以上にすると4Gは選べませんでした。
グローバルWi-Fiの場合はすべて4Gで選べる上に他のWi-Fiに比べて料金も安いので、今回はこちらにしました。
問題なく繋がった上に、変換プラグやiPadが格安でレンタルすることができるのも便利です。
年中無休のサポートも安心ですね。
イモトのWi-Fi
他の格安Wi-Fiとしては有名なのがイモトのWi-Fi。
年中無休のサポートや空港受け取りができる面はグローバルWi-Fiと同じです。
料金はグローバルWi-Fiの方が安い場合が多いですが、1カ国しか行かない場合は、イモトのWi-Fiの方が安い場合もあります。
キャンペーンも行っているので、どちらでも料金シュミレーションをして決めることをおすすめします。