やってきましたね。紅葉シーズン。
関西にはたくさんの紅葉スポットがあるのですが、その中でも軒並み大人気の場所があります。
それは、滋賀県のメタセコイア並木。
数年前までそんなに人が来るスポットではなかったのですが、SNSで爆発的な人気になってからは、京都の有名紅葉スポットよりも人気なんじゃないかと思うほど。
そんなメタセコイア並木ですが、「せっかく行ったのに、思ったような写真が撮れなかった」という声をよく聞きます。
その秘密は、カメラのレンズにあります。
目次
紅葉シーズンのメタセコイア並木撮影のコツとは!?
メタセコイア並木を撮るなら絶対におすすめ!望遠レンズについて
皆さんが普段よく目にするメタセコイア並木の写真は、こんな感じだと思います。
最初から答えを出すと、これは望遠レンズで撮影した写真です。
「望遠レンズ」と聞くと「遠くを撮影する時に使うもの」というイメージを持つ方が多いと思います。
もちろんそれは正解。
ただし、もう一つ重要な効果を持っています。
それは圧縮効果。
詳しく説明するととても難しいので、簡単に話すと、
圧縮効果があることで、遠くのものと近くのものの距離感がなくなります。
本来遠くに写るものが近くに写るように見えるため、奥行きがグッと圧縮されたように撮影することができます。
この圧縮効果のおかげで、このようにググっと木々がよってできたトンネルのような写真を撮ることができます。
35mmから50mmほどの通常レンズで撮影すると、圧縮効果が効かない結果、このようなスカスカな写真になってしまいます。
これはこれで素敵だと思うのですが、ひたすら続くメタセコイア並木の壮大さを伝えるなら、望遠レンズで撮影することをおすすめします。
最初からついているキットレンズの望遠レンズでもいいので、ぜひ持って行ってみてください!
メタセコイア並木に行くなら平日が絶対おすすめ
せっかくメタセコイア並木に行ったのだから、できれば人や車がいない写真を撮影したいのが本音。
それであれば、絶対に平日に行くことをお勧めします。
年々人気が加速している場所なので、特に紅葉シーズンの休日は大渋滞。笑
早朝からたくさんの人が来ているようなので、このような写真は撮れないと言っても過言じゃないです。
平日であれば人がかなり少ないので、タイミングさえあれば人が全くいない写真を撮ることも可能です。
ちなみにこのブログの写真はすべて平日のお昼に撮影しました。
紅葉シーズンドンピシャだったのですが、かなり人が少ないことがわかりますよね。
紅葉以外のシーズンもおすすめ
メタセコイア並木といえば紅葉のイメージを持っている人が多いと思いますが、新緑のシーズンも美しいですよ。
こちらを撮影したのは7月中旬。
秋と違って人も少ないのでおすすめです。
ちなみに紅葉のシーズンは例年11月下旬から12月上旬です。
毎年微妙にずれるので、SNS等でチェックしながら計画を立てるようにしましょう。